1.

Salon Art+Design NYC

Galerie Philia
展覧会
New York, USA

Gravity and Grace

重力と気品

白い雪花石膏の椅子。ニューヨークで11月9日-11月13日に、フィリア・ギャラリーにて展示されます。

2.

Melbourne Design Week

Oigall Projects / NGV
展覧会
Melbourne, Australia 2023

メルボルンデザインウィーク

メルボルン・デザイン・ウィーク2023での「デザイン・ハウス」と題されたグループ展は、フィッツロイに本拠を置くオイガル・プラジェクトによって、新しく復元されたガートルード通りのスペースで開催されました。オイガルは展示を、「機能的なアートがその機能を発揮する、コンテクストに沿った概念芸術の祭典」であると描写。レイカ―・スタジオと スタジオ・ヘンリー・ウィルソンの作品が、オイガルのデザインサークルの他のメンバーの作品とともに展示されました。

3.

Wall Relief Study 290

Oigall Projects
展覧会
Melbourne, Australia 2023

壁のレリーフの探求290

この作品は、私の通常の照明作品のスタイルを脱却して生まれたものです。アルミニウムタイルでつくられた鋳造表面からの光と反射の探求によって完成しました。私は、光がさまざまなテクスチャーを奏でるのがいつも好きでした。これらの形状は、身近にある光を、それが個々の光であれ光の集合であれ、捉え、そして反射するように設計されています。

4.

Pagoda Réflecteur

Galerie Philia
展覧会
Milan, Italy 2023

パゴダ・リフレクター(仏塔の反射鏡)

ミラノサローネ23でのフィリア・ギャラリーの展示では、「非神聖化」というテーマに伴い、祭壇の形を再現し単純化したランプを制作しました。

その上には、日本の寺院の灯りを連想させるような、薄く半透明の白い石を浮かせた平面があります。

これは神聖な物体ではありません。 しかし、神聖さへの探求を表しています。 神聖な物体を構成するものは、いったい何でしょうか?作品の制作者の意図なのか、それともその形、物質性、使用法なのか。あるいは作品をどう配置するのか、誰が管理するかなのでしょうか。

いかなる物体も、神聖性を獲得したり具現化したりすることができるのでしょうか?

神聖な領域の境界は、いったいどこにあるのでしょうか?

また、曖昧さの余地はあるのでしょうか?

かつて神聖視されていた作品(または空間)を、取り返しのつかないほど非神聖化することはできるのでしょうか? 

そして結局のところ、なぜ私たちは神聖さを求め、与え、あるいは無くすのでしょうか?

5.

Ace Hotel Sydney

Ace Hotel
インテリアデザイン
Sydney, Australia 2022

エース・ホテル・シドニー

エースホテルシドニーは、メルボルンを拠点とするフラックスタジオによって、フィオナリンチオフィスと連携して設計されました。フィオナリンチオフィスは屋上レストラン キルン の建築にも携わっており、ここでは特注デザインで我々が制作したスクープウォールライトが備えられています。

6.

Mostra

Museum of Applied Arts & Sciences
展覧会
Sydney, Australia 2020

モストラ

スタニスラヴァ・ピンチャック&ヘンリー・ウィルソン

2020年の夏にオーストラリアで発生した山火事、水不足の深刻化、世界的な気候緊急事態の懸念の高まりを受けて、さまざまな野生生物や人間がアクセスできるように段差をつけた、公共の噴水モストラが誕生しました。ポッサムや鳥、飼い犬、爬虫類でも利用可能です。暑く煙たい日に蜂の巣箱に使う民家の噴水にインスピレーションを受けて、上部には昆虫のための安全な着陸パッドもつけました。

モストラは、博物館のすぐそばにある、ガディガル地域の建設現場から再利用された一枚の砂岩から彫られました。

7.

Laker Studio

David Caon & Henry Wilson
共有スタジオ
Sydney, Australia 2020

レイカ―・スタジオ

レイカーは、デイヴィッド・ケオンとヘンリー・ウィルソンという2人の友人の間で交わされた一連の会話から始まりました。デザイン・ビジネスへのアプローチは異なっていたが、ケーオンとウィルソンは、惹かれる対象や共有するデザイン哲学に、共通点を見出しました。時が経つにつれ、こうした会話は具体的な製品という形となります。そしてその製品は、2人の思想の共通点を軸として、必要に応じ進化し続けています。

レイカーには、創設者2人が発見したものや、彼らの仕事に役立つさまざまな経験が、反映されています。ひとりは大規模な商業プロジェクトで経験を積んだ工業デザイナーのカオン、もうひとりは、理性と感情の接点を探求する家具・工業デザイナーのウィルソンです。

レイカーは、知的で持続可能なデザインと、現代生活の無常さへの敬意を融合させます。優れたデザインは、変化するユーザーのニーズや環境を取り込むべきであるということ、そして、製品は買い換えるものではなく、むしろ長持ちするように作られるべきだということが、ここで重視される考え方です。

その根底にあるのは、カオンとウィルソンにとって重要な問題を解決するという論理です。この哲学は、創造的なプロセスに誠実さをもたらすと同時に、実験したり、その場に応じてアイデアを即行で形にしたりする機会を生み出します。製品は、作業場でのデザイナーとその仲間たちによる試行錯誤があってはじめて形になるのです。

レイカースタジオとデビッド・カオンについて詳しくはこちら

8.

Aesop Oil Burner

Aesop
製品設計
Melbourne, Australia 2018

イソップ オイルバーナー

伝統的なオイルバーナーをより洗練させた形としてデザインされたこのオブジェ。スキンケアブランド、イソップのホームウェア・シリーズとして最初に発表されました。コンセプトから製造に至るまで、理想の形を具現化するのに5年以上かかりました。

9.

Salone del Mobile 2017

Studio Henry Wilson
展覧会
Milan, Italy 2017

ミラノサローネ2017

ミラノサローネ2017の一環として、イソップミラノ ブレラ店に設置された、イソップとのコラボレーションによる照明ディスプレイです。ヴィンチェンツォ・ディ・コティイスのデザインによるこのスペースは、我々のフォールドライト、スポットライト、サーフェスコンセ(表面に淡い光が伴う燭台)の初の国際的な舞台となりました。

10.

Crows Nest Store

Aesop
インテリアデザイン
Sydney, NSW 2016

クラウズ・ネスト・ストア

イソップ・バルメイン店でのデザイン同様、ここのインテリアも、この地域の特徴に影響を受けて設計されました。この地域には、緑豊かな通りや、フェデレーション、アン女王、ビクトリア朝時代を思わせる家々が並んでいます。温かみのある家庭的な雰囲気を演出するため、オイル仕上げの原木のタラノキのフローリング、棚、キャビネットを使用し、生の真鍮の備品とでバランスをとり、コントラストをつけました。

11.

Balmain Store

Aesop
インテリアデザイン
Sydney, Australia 2014

バルマン・ストア

もともとは19世紀のパン屋だったこのスペース。設計の際には、できるだけ多くの材料を工業製品から調達し、それらを再利用することで、砂岩の生壁を補完するようにしました。特注のスチール製の棚や部品によって、砂岩の持っている自然の要素が際立ち、落ち着きと歓迎される感覚がもたらされます。

12.

A-Joint

Studio Henry Wilson
建具製造
Sydney, Australia 2013

エー・ジョイントは、数々の賞を受賞した、多目的に使用できる接合システムです。このエー・ジョイントのしくみを用いた製品は、現在生産中で、レイカ―・スタジオにてお買い求めいただけます。